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旅人に還らねばならぬ


今朝、寝床でウダウダしていた私を起こしたのは旅人であった そうだ、旅人に還らねばならぬ… 大伴旅人 験なきものを思はずは一杯の濁れる酒を飲むべくあるらし 李白一斗、詩百篇というけれども 私は酒に関してだけ言うならば 旅人の歌のほうが好きだ その名の通り、太宰府に二回も行かされた旅人であったが、調べてみて驚いた 彼が最初に征隼人持節大将軍として九州に赴任したのは、55歳の時、二度めはなんと、60歳を過ぎてからだったとは 私はまだその年齢にも達していない… しかし四柱推命で日柱に駅馬を持つ私は 今日も新たな旅を探している そろそろ歌でも詠むかな 


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